お金くれるおじさん

お金くれるパトロン
社会人になって、なぜか会社の受付嬢することになったんだけど、そこの受付の先輩たちって、みんな「お金くれるおじさん」がいたんだよね。
会社のお給料は、受付嬢だからそんなにいいわけないのに、いつもブランド物とか身につけてるし、住んでるところも立地もいいマンションとか。
話す会話も、男の話題ばっかりで、だんだんと「お金くれるおじさん」が一人二人いるんだなって分かってきた。
私が入った時も、しばらくはちょっと雰囲気ギスギスしてたしね。
今思うと「自分より若い子が入ってきた!」っていう危機感だったんじゃないかと・笑
私は、社会人になりたてだったし、一応夢とか希望とかもあって、仕事がバリバリできるカッコいいキャリアウーマンになりたいって思ってたのね。
受付嬢なんて所詮お飾りで、ちょっとキレイで若い子だったら、誰でもいいみたいな感じしない?
私、本当は受付嬢なんてやりたくなかったの。
お金くれるおじさんも欲しくなかったしね。
だけど、続けて行くうちに、お金くれるおじさんをゲットするくらい人とのコミュニケーション力を高めて行くのも必要なんだなって感じたわけ。
だって、他の受付の先輩たち、会社の内部の人事関係、社外の人事関係、とにかく詳しいんだよね。
○×社の誰と、×○社の誰は、絶対に顔を合わせないように配慮しなきゃいけないとか、どこの部署の部長とどの部長が仲良くて、仲が悪いか、そういう裏情報ってとにかく必要だったりするの。
そこを踏み間違えると、一気に信頼失うし。
お金くれるおじさんって、実は情報もくれるおじさんだったりするんだよ。
金づる
パトロンが欲しい
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